無料画像で大丈夫?-フリー素材の危険性まとめ-

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素材利用Q&A 10の疑問

素材利用における著作権10の疑問を解決!

素材利用Q and A

 Q1 使いたい写真に通行人が写りこんでいた場合、大丈夫なんでしょうか?

A これは肖像権の侵害になるかどうかの問題で、写り込んだ人が社会生活をするうえで我慢の限界を超えるかどうかという(何とも曖昧な)基準で判断されます。
自分で撮った写真でも今からその人を探し出して許可を取ることも難しいし、無料素材の場合はもっと難しくなる。

Q2 持っている本、CDジャケットの写真をデザインに使っても大丈夫?

A その本などの紹介という形で使う分には「引用」という事で著作権侵害には当たらない。
けれどそれ以外の場合、スキャンしてwebサイトなどで利用する場合は複製権や公衆送信権の侵害になる事があります。
アマナイメージズなどで有名な美術作品の画像を購入するのも一つの手です。

Q3 有名な建物が写りこんだ写真を広告に使っていいの?

A 写真そのものの著作権だけではなく、写ってる被写体にも著作権がある場合があるようです。
建物の著作権は大体の場合OKなことが多いようです。
ですが神社仏閣の類は、神社仏閣側からクレームが入ったり写真の商用利用料を請求されるケースもあるそうです。
観光名所になっているような場合は、商標権や不正競争防止法に抵触する可能性も。
無料素材の場合はそのあたりの許可があいまいになっている場合もあり、問題が起こった場合は自己責任で。そういうのが不安な場合はアマナイメージズあたりの有料フォトストックの利用がベター。

Q4 デザインやイラストを買い取った場合著作権も自分のものになるの?

A なりません。

著作権自体は作った者にあり、その利用権などが与えられているにすぎません→詳しくは

Q5 イメージムービー動画から静止画を切り取って使用したいんだけど?

A 脚本の無いイメージムービーでも著作権はあり、著作者はカメラマンですが、著作権者は映像を制作した会社などにある場合があります(初めから静止画として取っている写真の場合は著作者、著作権者はカメラマンですが)。
ですのでカメラマンだけに許可を取ればいいというわけにはいかないようです。

Q6 利用目的が日本国内向けだから、海外サイトの画像利用なら大丈夫?

A 著作権は国際条約に基づき取り決められているので、どの国でも同じような法体系になっているので、国が違えば御咎めなしというものではありません。→webサイトの画像利用で海外から訴えられたケース

Q7 装飾模様、柄などのデザインにも著作権はあるの?

A 大量生産が目的のデザインの場合、美術作品とは区別されて「応用美術」として著作権が無いことが普通です。
だからと言って他人のデザインをパクリまくって良いという意味ではないです。
著作権の無いデザインでもその代り意匠登録をすることで意匠権がある場合や、著名なデザインをパクれば不正競争防止法や商標権の侵害になる場合があります。
下記の素材サイトではそういった装飾などもベクターデータとして提供しているので、権利をクリアしていて、それなりのクウォリティーのある所から手に入れるのが無難です。

Q8 googleマップをトレースして地図の画像を作っていいの?

A 地図も著作権の対象内で、googleマップは一定の範囲で他のサイトにリンクを張ったりして見ることを許していて、よくサイトのアクセスページに埋め込まれたgoogleマップを見かけますが、トレースをして新たに地図を作製することをgoogleが許可していないので、google社の著作権複製権を侵害したことになります。
国土地理院の実測地図誰でも無料で利用することができます。新たな地図作成の場合承認を得る必要がありますがサイトから簡単に取れます

Q9 WEBで拾った画像をイラストの参考に。トレースはしていないからOK?

A 基本的にトレースをしない限り著作権に侵害には当たりません
しかし作品を作ることを商売にしている漫画家やイラストレーターが参考資料目的でweb上で拾った画像を所持しているだけで著作権の侵害になる場合があるので注意。(著作物の私的利用の範囲を超える可能性があるので)

Q10 購入したフォントをアレンジして店のロゴに使ってもいい?

A 基本的には市販のフォントをアレンジしても著作権侵害の問題は起こりませんが、市販のフォントの利用規約に加工改変や商用目的の禁止が書かれている場合があるので注意。

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また、週替わりで無料・フリー素材の写真素材とベクター素材を配布。

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